お金と上手に付き合えてますか？

こんにちは。

タイトルのまんまですが、皆さんは　お金と上手に付き合えていますか？

正直なところ、私はお金と上手に付き合えていないと思います。

そもそも、「お金との上手な付き合い方」というものが何を指しているのか難しいところではありますが、今回の場合　「自分のためにお金を使えますか？」「お金を使うときに　気持ち良く使えていますか？」という視点でお話ししたいと思います。

先週末、息子が帰ってきました。その時の息子との会話で　考えるきっかけをもらいました。

息子は県外の学校に通っていて、寮生活をしています。毎週末帰って来るのですが、遠方のため　移動で４時程かかります。そのため、小学生の頃から　電車の乗り換え時間などに何か食べられるようにお小遣いとしてお金を渡しています。お腹が減るから・・・という理由だけではなく、買い物するためには頭の中で計算もしなければいけないし、自分の欲しいものと財布の中身との折り合いもつけなくちゃいけない。そもそもお店に入って買うという行為が社会勉強だと思っているので、きっと近くの学校に通っていたとしてもお小遣い制度にしていたと思います。

息子とは「お小遣いは自由に使っていいけれど、毎月　お小遣い帳に記入して見せること。使わなかった分は貯金すること。」という約束をしていて、中学３年生になった今も月末には見せに来ます。

彼は毎月使い切ることはなく、時には10円にも満たない事もあったようですが、必ずいくらかの貯金をしていて、今では　塵も積もって・・・で、結構な額になっているようです。賛否両論あるでしょうが、我が家では小学生の頃から彼専用の息子名義の口座を作って、ATMの使い方を教え、自分でお小遣いやお年玉の管理をさせています。（通帳は預かっていて、息子から要請があった時に渡しています。）

前置きが長くなりましたが、小学生の頃は　月末にはお小遣いが足りなくて買いたいものが買えない事もあったようです。それが　中学生になった今では　ほとんど使わない月が多くなってきました。

私は彼に「最近　あんまり食べて帰ってこんのやな～。」と言いました。彼は「しょうもないもの買ったら　良いもの買えんから。たまにはハーゲンダッツも食べたいし。」と答えました。

私「ハーゲンダッツ食べたらいいやん。お小遣いで買えるやん。なんで食べんの？」彼は「後で失敗したと思いたくないから　食べんの。」と答えました。

私は「う～ん・・・」となりました。この思考・・・私にもあります。しょっちゅう出てきます。たぶん、多くの方が　この思考に陥ってると思います。

結局、妥協して手頃な物で手を打つか、すっぱり諦めるか・・・のどっちかになることが多いですよね。でも、結局　どっちを選んでも自分の気持ちは満足しないのです。だって、本当に欲しいものは　それじゃないんだから！

欲しいものは諦めて、適当なもので手を打つ。。。確かに支出は少なくなるかもしれないけれど、これこそが本当の失敗の買い物じゃないかな？

お金はあるのに　本当に欲しいものに使えない。買ったとしても、気持ちよくお金を払えない・・・人間って　不思議ですよね。あるのに　使えない。子どもの為や、誰かへの贈り物なら使えるのに、自分には使えない方が多いのではないでしょうか？

この状態って・・・　お金と上手に付き合えていないですよね。

自分の本当に望むものにお金を気持ちよく使える。それが、物であっても、経験であっても、本当に望むものを自分に与えられる。自分を満足させる。

これって、自分を大切にすることでもありますよね。

お金と上手に付き合うことは　自分を大切にすることでもあるな～と思いました。

自分に優しく、お金とも仲良くしていきたいですね！

読んでくださり、ありがとうございました。